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JOJO/SBR/WJ/特撮/その他あれこれ。ぜんまいじかけ雑記帳。
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マンガノゲンバ(ますむらひろし)
先日、ますむらひろし氏が出ていたので「マンガノゲンバ」を見た。
現在公開中の映画「アタゴオルは猫の森」の映像が取り上げられているのではないかと少し期待したからだ。残念ながら映画については(「銀河鉄道の夜」以外)ほとんど触れられていかなった。

しかし……うーん。

荒木飛呂彦氏が「描き手のゲンバ」に出てたときにも思ったんだけど、作品を紹介するのに、ファンから見るとどうにもこうにも痒いところに手が届いていない。作品のヴィジュアル的な、わかりやすい部分を取り上げるばかりで、本質、あるいは魂の部分に踏み込めていない。

アタゴオルは単に綺麗で奇想天外で文明批判風味のファンタジーじゃないんだよ。ヒデヨシという常識外れの猫の魅力の中にこそ、アタゴオルの本質があるんだよ。そもそも原点としての宮沢賢治に触れるなら、何故「アタゴオル」の語源を説明しないのやら。

番組制作側の漫画への愛と理解を少々疑わざるを得ないこの番組。パーソナリティとゲストも作品を読み込んでないし、感想も一般論で終ってる。
前半の「読み手のゲンバ」で、『イキガミ』(私は未読)を淡々と紹介するのは良かったんだけどもな。この漫画面白そう、読んでみたい、という静かなパワーがあった。……でもこのパワーは漫画そのもののパワーだという気もする。
ほんと淡々とページを映し、台詞を読み上げていくだけだから。


ってまあ文句つけてみたものの、荒木先生のときと今回と、2回っきゃ見てないんだけどもね。
船越英一郎と三浦しをんをパーソナリティに据えて漫画評論番組とかやってくれんかなー。超面白いけど超濃い感じの漫画愛あふれる番組になりそう。


イキガミ (1) 間瀬 元朗  週刊少年『』 (01)  妄想炸裂



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